大竹和紙小市開催
2014.03.03 Monday

大竹和紙小市
2014年5月25日(日)
西念寺(広島県大竹市小方2-10-3)
主催 / PiNECoNeS 協力 / 西念寺
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大竹市は広島県で唯一、伝統の手漉き和紙が残る市。
その大竹市で「和紙の可能性」をテーマに、和紙軸で作家が共演する
ちょっとオトナのイベント「大竹和紙小市(おおたけわしこいち)」を開催いたします。
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遡ること2年前、PiNECoNeSを発足したころ、大竹和紙の関係者から
ある相談が寄せられました。
・大竹和紙が存続の危機であること。
・PiNECoNeSに大竹和紙をどうにか盛り上げて欲しいこと。
私たちは非常に悩みました。
「盛り上げる」と言っても、私たち自身も大竹和紙についてよくわかってない。
そこで関係者の方にブログ開設をアドバイスして、関係者目線での情報発信をお願いしてみたり。
(そのブログはこちら >> タケちゃんの手漉き和紙だより)
私たちも手漉き和紙体験に行ってみたり、

(この時の様子は2012.4.24 中国新聞に掲載されました。)
デアイマルシェ2012・2013で、
出店者さんに大竹和紙を使用した作品やワークショップを考案していただいて
販売していただいたり。

しかし知れば知るほど私たちだけではどうにもならない人とお金。
各自仕事をしながらPiNECoNeS活動。それにプラスしてこの和紙問題は重くのしかかりました。
時は流れていくばかり。
2013年末。次年度の構想を練るなか、覚悟を決めました。
「2014年は大竹和紙を盛り上げる『何か』をしよう。」
現在、大竹和紙の原料である楮栽培の後継者がおらず、あと数年で大竹和紙が無くなってしまうかもしれない状況。
ただ、じっとしていてはその時が来るだけ。
一つの車輪を回すことで、この活動を知った全国いや世界の人の中に後継者となる人が出てくるかも知れない。
では、私たちの出来ることで、一つ車輪を回そう!
私たちは大竹に住みながら大竹和紙のことはあまりわかってないけれど、
同じようにわかってない人も多いはず。
実際「大竹に生まれ育ったのに危機だなんて知らなかった!」と声もいただいた。
なら一緒にこの現状を知っていく段階を楽しもう!
と、2014年は私たちらしくまずは出来ることから大竹和紙を盛り上げようと一歩を踏み出しました。
私たちの出来ること
「知る過程を楽しみながら多くの人に発信すること。」

1月28日 おとなの社会科見学〜おおたけ手漉き和紙の里編〜
和紙を漉くことじゃなく、そのもっともっと前の過程「楮の皮はぎ」を体験。
その様子をFacebookやブログで発信。
(これからも希望者が増えれば、手漉き体験等開催予定)
「メディアで発信すること。」

2月14日 NHKラジオ第1「金曜夕方どぉ〜かいの」で
大竹和紙の現状を。(これからも機会があれば発信しつづけます。)
そして、私たちが一番得意とするイベント企画。
それが、
「大竹和紙小市」として誕生します。

大竹手漉き和紙がなくなってしまうかもしれない現状を、大竹市民だけでなく
広島県(いや全国)の問題として、関心を寄せてくださる大竹市内外の作家さんが
出店してくださいます。
共通するのは「和紙」。
作品の中には、かならず和紙がどこかに、かくれんぼ。
アクセサリー、画家、写経、リーディング&メッセージ、ワークショップ、歴史散歩etc...
そして美味しいもの^^。
ちょっとオトナなイベント。お着物の人大歓迎。出店者やスタッフも着物で登場!
大竹市小方ゆめタウン大竹近く。山陽本線をまたぐ雰囲気ある陸橋を渡れば、

歴史ある西念寺

そこから見える瀬戸内海の美しい景色を見ながらゆっくりほっこりお過ごし下さい。
4月には公式ホームページを開設します。
先行してFacebookでこのイベントの魅力を発信していきます。
どうぞお楽しみに!
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